韓国を蝕む中国の影②:メディア買収と“親中”情報の正体

はじめに:情報操作は“資本”から始まる

世論を動かす最大の力は何か?
それは、情報の流れとそれを操るメディアの「信頼性」です。

近年の韓国では、大手メディアやニュースプラットフォームへの中国資本の浸透が深刻化しています。
見た目は韓国語のメディア、しかし背後にいるのは中国。
こうした“偽装された影響力”が、国民の思考や判断を巧みに誘導しています。


JTBCに1000億ウォン投資:中国テンセントの動き

韓国有数のメディアグループ「JTBC(中央グループ)」に対し、
中国の巨大テック企業「テンセント」が1000億ウォン以上を出資していた事実が報じられました。

この投資は以下のような不自然な点が指摘されています:

  • JTBCは当時、長年の赤字経営で業績が低迷

  • 通常、経営再建の見込みが薄い企業に巨額出資することは極めて稀

  • 投資目的や見返りの透明性が不明確

結果として、JTBCの報道には徐々に中国に不利な内容が消えていく傾向が見られ、
メディア買収による間接的検閲」という指摘が韓国国内外で上がり始めました。


偽韓国メディアの量産:中国発“韓国語プロパガンダ”

さらに問題視されているのが、韓国語で構成された“偽ニュースサイト”の存在です。

国情院(韓国国家情報院)による調査で、中国が運営していたとされる韓国語ニュースサイト38件が摘発されました。

その手法の特徴:

  • 見た目は韓国の地方紙や一般ニュースサイトに酷似

  • ドメイン名に「.kr」「.org」など、信頼されやすい表記を使用

  • 中身は親中・反米・親北的な記事やコラムが多数

例)
「忠清タイムズ(実在する地方紙)」→「忠清タイムス」と微妙に改変
サイト構成もプロのメディアと遜色ないレベルで作り込まれ、
一般読者が見分けるのはほぼ不可能です。

 


“韓国語”で語られる中国の主張:プロパガンダの深層

さらに深刻なのは、これら偽メディアが掲載する記事の内容です。

中には、韓国大手紙(中央日報など)の記事を転用・改変して掲載するケースもあり、
韓国メディアと中国系サイトの間に接点があるのでは」という疑念すら生じています。

こうした“韓国語による中国の代弁”は、韓国世論を内側から変質させる危険性を秘めています。


なぜ日本人も無関係ではいられないのか

韓国で起きているこの“情報操作の構造”は、日本にとっても対岸の火事ではありません。

  • 日本語を使った偽装メディアサイトの存在は確認されていないが、技術的には容易に可能

  • すでに一部のSNSやYouTubeでは、誰が運営しているかわからない「日本語動画」が急増

  • マスメディア自体が資本関係で外資に依存している例も存在

もし日本の読者が情報源の真偽を見抜けなければ、気づかぬうちに思想が誘導される可能性も否定できません。

www.yomiuri.co.jp


まとめ:メディアは誰のために存在しているのか

  • 韓国では中国による資本を通じたメディア影響工作が確認されている

  • 見かけ上は韓国語のサイトでも、内容は明確に親中・反米

  • 一般読者がその背後を見抜くのは極めて困難

  • 日本もまた「情報の受け手」としてのリテラシーが問われる時代に入っている

メディアは社会の鏡であり、民主主義の柱の一つ。
その鏡がゆがめられているならば、私たちの判断もまたゆがめられてしまうのです。


 

※本記事は韓国国内の報道・公的資料・研究結果に基づき構成されており、特定の国家や民族に対する差別や敵対を助長する目的は一切ありません。情報リテラシーと比較文化の視点での考察を目的としています。

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