ソウルのマートで「え、これ10kgなの!?」と驚く日本人観光客
最近、韓国旅行中の日本人観光客が「お米を買って帰る」なんていう、ちょっと変わった行動が話題になっています。
実際、ソウルの大型マート(ロッテマートなど)では、10kgの米がたったの3万ウォン(約3,300円)前後。
日本では5kgで4,000円以上というケースもあるので、思わず「安っ!」と声が出てしまうのも無理はありません。
韓国のお米が安い理由、知っていますか?
逆に韓国では、なぜこんなにお米が安く買えるのでしょうか?
-
政府の価格調整・支援策
-
ご飯中心の食文化で安定した需要
-
国内生産が比較的安定している
こういった背景から、お米の価格が抑えられていて、現地では日本の価格と比べて**「2〜3倍安い」**と感じる人も多いんです。
観光ついでに“お米ショッピング”してもいいの?
実は、日本にお米を持ち込むのって、ルールさえ守ればそこまで難しくないんです。
-
年間100kg以下であれば簡易申告でOK
-
条件によっては関税も不要
-
地域や内容によっては検疫が必要なケースもあるので注意
詳しくは税関のHPをチェックするのが安心ですね。
一部SNSでの“歴史ジョーク”にざわついた話
そんな中、韓国のSNSでは一部のユーザーが、ちょっとしたブラックジョークを交えて反応していました。
「まさかまた乙巳年(을사년)かと思った…笑」
この乙巳年って、1905年に日本が韓国を保護国化した時の年なんですよね(いわゆる“乙巳条約”の年)。
当時、日本は朝鮮半島から米・塩・豆を持ち帰る“三白政策”を行っていました。
それにちなんで、
「これは“三白政策2025”か?」
「今度は個人単位で米が流れてくる時代か…」
なんて声も。
**金九(キム・グ)**は、日本統治時代に韓国独立運動を指導した代表的な活動家であり、後に臨時政府の指導者も務めました
その活動の一部には日本への抵抗運動や武力闘争も含まれており、日本ではあまり知られていない人物です。
ネットの“風刺文化”としての反応、どう見る?
韓国では時事ニュースを「풍자(風刺)」や「블랙조크(ブラックジョーク)」で語る文化が強く、
これもその一環として見れば、決して攻撃的なものではありません。
「歴史を教養として知りつつ、笑いの種にもする」
という、ネットならではの距離感です。
日本側もそれを“ユーモア”として理解することで、視野が広がるかもしれませんね。
🍙 日本のお米事情に、ちょっとした視点の転換を
-
日本ではお米の価格が上がり続け、家計の負担も大きくなっています。
-
韓国では政府の支援や文化的背景から、比較的安価で購入可能。
-
旅行中に“お米を買って帰る”というのは、現代の自由な消費行動のひとつ。
-
ネット上の冗談も、あくまで文化的な表現として、やさしく受け止めたいですね。